キャンプに欠かす事の出来ない焚き火。焚き火をする時に必ず必要になるものが薪です。
焚き火台のサイズによっては、市販の薪が大きすぎて入らない場合もありますし、最初の焚き付け用、火床用、大きい薪など色んなサイズにする時に行う薪割り。
この薪割りを、子供と一緒に安全に楽しむ事が出来ると、さらに焚き火の魅力が感じられ、楽しい時間を過ごす事が出来ると思います。
今回は親子で楽しむ初めての薪割りをご紹介したいと思います。
子供と安全に薪割りをするために用意するもの
今回我が家が子供と使用した斧はこちらです。いい斧は使用しません。ネットで3000円程で売っている斧です。
あとはモーラナイフというナイフを使用しました。
斧やナイフは大変危険ですので、必ず大人が付き添い、目を離さないでください。
斧を使用する時は、振り落とすように使用すると、手から離れて飛んでいったりする可能性もあります。
使用方法には充分注意を払いましょう。
子供と安全に薪割りをする方法
①薪割り台を準備して軍手をはめる
まずは芝生が傷まないように、薪割台を置きましょう。
我が家は友達が木こりをしているので、丸太のスライスを貰っていますが、最近は市販していたり、薪を販売しているお店でも取り扱っている所がありますので、準備しましょう。薪割りの時に力の入り具合も違います。
あとは怪我防止に頑丈な軍手をはめましょう。
うちの長男はこの時小学5年生でした。
左手に軍手をはめているのが分かるでしょうか?
これはスポ-ツ用品店で購入した、大変分厚い軍手です。大けがに繋がりますので、必ずはめて下さいね。
②薪を置き斧の角を少しだけ上から薪に打ち込みながら割る。
市販の薪を購入すると、腕くらいのサイズの薪が何本か束になっているので、その中の1つを写真のように縦向きに置きます。そして斧の下側辺りを薪に打ち付けます。
この時高い位置から振りかざすように薪に斧を下ろさないでください。
少し薪に刺さると、薪が斧に刺さり斧と一緒に持ち上げるので、そのまま薪割台に打ち付けます。お子さんと一緒に座り一緒に斧を持って、親が左手で少し薪を支えた状態で、斧を打ち付けた時に、親が薪から手を離す。
そんな感じがいいかと思います♪
そしてそのまま斧に刺さった状態で薪割台に打ち付けていくと、薪が割れます。
このように斧で大きい薪を割ると、小さい薪が出来上がっていくので、焚き火をしているときに追い火用に大変便利なサイズの薪が出来上がります。
我が家の息子は薪割りが大好きなので、このようにどんどん永遠と割っていきます。
薪がスパッ!と割れる瞬間の音と薪を薪割台に打ち付ける音が心地よくて大好きなのです。
この音は、中々日常で聞く事が出来ない最高なひと時♪
[カーン!]と鳴り響く音、癒されますよ。
③モーラナイフでの薪割りの方法
モーラナイフは焚き付け用などに細かい薪や、小さい薪を作ったり、木を削ったりするときに大変便利なナイフです。
小さいお子様と薪割りをする時は、こちらのほうがオススメ!
先日の焚き火料理や直火記事でご紹介した写真で、マシュマロを刺す串を忘れた時に、薪を削ってマシュマロを刺した木を作ったのも、このモ-ラナイフです。ネットで色んなものが売っていますが、お値打ち、丈夫、扱いやすい、で、私は大変気に入っています♪
私の使っているものは、ナイフの上部に[ファイヤ-スタ-タ-]というものが付いているものです。
これは棒についているマグネシウムを、ナイフの背で削って火の粉を飛ばして火をつける棒です。
まずは、斧と同様に、薪割り台に薪を置きます。そして親が薪の端にナイフを当てます。この時先端が木の中に入らない位置に当てて下さい。
写真を見て頂くと、ナイフの先端が薪から出ているのが分かります。そしてナイフを当てているのは、だいぶ端です。
ナイフの先端を出すのは、この出ている部分のナイフを薪で叩きながら割っていく為です。
ここでお子様の出番です♪このナイフの先端を怪我無いように叩いていきます。
どんどんどんどん叩いて下さいね。結構力がいりますので体力使います!一人ではナイフの先端に手が当たってしまったりと危ないので、叩く時も必ず一緒に叩きましょう♪
どんどんナイフの先端を叩きながら、ナイフを下まで下ろして割っていきます。そうすると細かい薪が出来上がります。この写真は薪割り台を忘れてしまったので地面に大きめの薪を置いて、叩きつけて割っていますが、どうしても台になる薪が斜めになるので、慣れるまでは親子一緒に行う場合は危険です。
お子さんが小学校高学年くらいに大きくなり、上達してきたら少しチャレンジしてみて下さいね♪
子供と安全に薪割りをして家族で焚き火を楽しもう
いかがでしたか?焚き火に欠かす事の出来ない[薪]
親子で薪割りをする前にぜひ一度、子供達に薪割りのイメ-ジを聞いてみて欲しいと思います♪だいたいのお子さんは、社会の歴史の授業に出てくるような[昔話]のイメ-ジなのです。
そんな日常の生活では出来る事の無い経験が出来るのも、焚き火の魅力の一つ。
焚き火はただ薪を燃やすだけではないのです。最初から最後まで親子で何時間も色んな事を一緒に楽しむ事が出来るコミュニケ-ションの一つだと私は思っています。
皆さんの親子での焚き火ライフが素敵な時間になりますように。
最後までお読み頂きありがとうございました。