焚き火を使って出来るデザ－トは色々ありますが、焚き火を囲みながら、みんなでワイワイ言いながら作るデザ－トは、子供も大人もとても楽しい時間のひと時です。
今回はみんなで協力して作るデザ－トをご紹介したいと思います。
焚き火でバームクーヘン【竹の入手】
バ－ムク－ヘン。家庭で作る事は滅多に無いですよね。バームク－ヘンを焼いている機械を見たことがあるでしょうか？丸い棒がゆっくり回っていて、そこに生地をかけ、焼いてかけてを繰り返し、長い時間かけて焼いて出来上がる綺麗な層♪
あれをみんなでキャンプでやってみたい！そう思った私は、まず川岸に切り倒してある竹を貰える場所まで切りに行きました。
私が住んでいる所は地方の街中の為、竹藪はありません。
隣の県まで、車で1時間近くかけていきましたが、自然豊かな地域に住んでいる方は、色んな場所にあると思いますが、所有者の方に許可を頂いてから貰うようにしましょう♪
私は竹を切る用ののこぎりを、ホ－ムセンタ－で400円程で購入しましたが、普通ののこぎりでも大丈夫だと思います。
子供と一緒に切りましたが、切っている途中で割れてしまったりするので、少し大変ですが、そんな事も中々機会の無いことなので、子供達も楽しんで切りました。
長男に関しては[もしかしたらかぐや姫が出てくるかも]と真剣に言ってました（笑）
その時５年生です。その夢のような発言が私は大好きなのです。
私が獲得した竹は1ﾒ-ﾄﾙ程の物を3本切りました。
一本は、バ－ムク－ヘンを作る用
もう一本は、節が底にくるように切って竹のコップに。
あとは竹を縦半分に切ってお皿用にしてみました。
それを持ち帰り、紙やすりで縁をやすり、そのままキャンプへ持参しました。
あとはキャンプ場でバ－ムク－ヘンを作ります♪
焚き火でバームクーヘン【材料】
- バームク－ヘン生地（ホットケ－キミックス800ｇ・牛乳500CC・卵3個・バタ－100ｇ・砂糖75ｇ）
- 焚き火
- 竹
- アルミホイル
- 大き目の鍋
焚き火でバームクーヘン【作り方】
①鍋にバタ－を入れて、焚き火の近くで溶かします。砂糖、卵牛乳をその中に入れて混ぜ合わせ、さらにホットケ－キミックスも投入します。生地が滑らかになるまで少し混ぜましょう。ここは子供達の出番です。どんどん汚していいのです。とにかく楽しくどんどん混ぜてもらいましょう♪
②竹にアルミホイルを巻き付けます。
③竹を焚き火に近づけて、生地をまんべんなくかけながらまわします。
ここは大人が竹を持ち、子供に生地をかけてもらうといいですね♪
竹も、ずっと手に持ち続けるのは大変なので、焚き火台周りに台を置いたり、直火であれば石を積んで、竹の両端を台に置けるようにするととても楽にできますよ♪
（私はスノピ－クの焚き火台と焚き火テ－ブルを使っているので、焚き火台を中に入れて、焚き火テーブルに乗せながら回せる長さに、竹をカットしています。）
最初、アルミホイルに生地が焼きつくまで、ほとんど下に落ちてしましますが、かけて回して焼いて、かけて、回して・・を繰り返していくうちに、どんどん層が出来ていきます。
我が家は私を含めて3人でかける、回す、を順番にやりました♪とても楽しい時間です♪
④アルミホイルから少し長めに竹を切り、アルミごと竹から抜きます。
⑤バ－ムク－ヘンをみんなでカットして完成です♪
焚き火の中ですが、完全に焚き火にしてしまうと火の勢いが強すぎてしまうので
炭+小さ目の薪などでやるといいと思います。
焚き火でバームクーヘンを作ってみた感想
この時は2時間近く、親子3人、焚き火を囲ってバ－ムク－ヘンを作りながら
クイズをしたり、誰が一番綺麗に焼き目をつけられるかなど、あっという間の時間でした。
買ってきたバームク－ヘンのような綺麗さはありません。ですが、美味しさは一番で格別です。
今回は焚き火で作るバ－ムク－ヘンをご紹介いたしました。
なににも代えがたい大事な時間に、子供と一緒に触れ合いながら自然の中で、焚き火を使って作るお菓子。
汚しても、失敗しても、楽しければ何でも大成功なのです♪
家の中では[汚れるから！片づけなさい！]そんな言葉がつい出がちですが、自然の中では、子供達の好きなように、のびのび好きなようにさせてあげる事ができます。
子供も大人になるにつれて、そのような時間が減っていきます。
いつまでも無邪気に自然の中で遊ぶ時間は、日常では感じる事が出来ない感動が溢れています。
焚き火を囲んで、家族一緒に、子供と一緒に楽しむ事が出来る事はたくさんあります♪
今しか出来ない事を、のびのびとたのしむ事が出来る時間をぜひ、家族のみんなで楽しんでみて下さいね
